ストーリー

時のながれをつかさどる魔法の鳥「オクロック」。
何百年もの間、オクロックの鳴き声が夜の闇を消し、世界に夜明けをもたらしてきました……。
しかしいま、何者かの手によって「オクロック」の卵が奪われてしまったのです!
悲嘆にくれた「オクロック」は鳴くことをやめ、世界はまっ暗闇に……。
はたしてこの世界に再び夜明けは訪れるのでしょうか……。

そんな中、半人前の勇者・ニケと見習い魔法使いのククリは、今日も魔王ギリを倒すための旅を続けています。
しかし、旅の途中で悪いモンスターにお金を全部とられてしまった二人はおなかがもうペコペコ。
「おなかがすいたよ〜!」とさわぐククリをなだめながら足をひきずっていくと、先の方にお城と町が見えてきました。

「とりあえずあの町まで行ってみよう」
ニケとククリが町へたどりつくと、入り口には立て札が立っていました。
「この町をおびやかすモンスターを退治したものには、ゴージャスでグレイトなほうびをさずけるぞ 王様」

きのうから何も食べていなかった二人のあたまはもう、「ほうび」のことでいっぱいです。
二人はおなかがすいてることも忘れると、大喜びで町へと入っていきました。
はたしてこの後どうなることやら……。


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