「聖痕」―
かつてカルディア大陸を統治したアス=ランに宿っていたという24の神聖文字とこれらを統合する1つの文字・・・
この「聖痕」をすべて手に入れた者は、この世界を統べることができたという。
数千年前、この「聖痕」がジョカという名の少女たちによって<世界のへそ>と呼ばれる場所に封印された。
そのことによって天界は人界への介入をやめ、人の世の運命は人間自身の手に委ねられることとなった。
人間は「聖痕」の力を頼ることなく、自らの力で運命を切り開くことを宿命づけられたのである。
そして人間たちはこの大陸に様々な文化を、そして国を興していった。
しかし今、その世界に暗い影が落ち始めた。
<世界のへそ>に封印された「聖痕」が何者かの手によって解放されてしまったのである。
解放された「聖痕」の力により、世界は無秩序な大陸移動を開始した。
この混乱をみた天界は、「聖痕」を統合する力を持つ「ブランク・ルーン」を宿した「ジョカ」を転生させ事態の収集を図った。
しかしその命を受けた天使トプカのミスにより、「ジョカ」は光と闇の面を持つ双子として生まれてしまう・・・。
そんなすべてが混乱した中、1人の少年が冒険に旅立った。
自分が世界の運命のカギを握っているという事をいまだ知らずに・・・。 |