競走馬編
成長による能力アップと調教による能力アップは別物であり、調教する事によって上がる能力は成長力に関係なくどの馬も同じである。
無印版では調教によってアップした能力はレースに出走することによって基本値へと加算されたが、今作ではそういうことはなく別々のままとなった。
しかし、調教でアップした能力はあまりレースに影響しない。全く影響しないということでもないが。素質95%、調教5%といった感じだろうか。
状態
競走馬の表情から疲労、馬体重、調子の3つを判断できる。
調子
目で判断する。情けない目をしている時は調子が悪く、キリっとした目の時は調子が良い。
疲労
発汗具合で判断する。汗をかいていない状態よりも、多少汗をかいていた方がレースでは期待できる。
馬体重
口元で判断する。歯を剥き出しにしている時は理想体重より6kg以上重く、舌を出している時は理想体重を12kg以上下回った状態。
口元が引き締まって頬肉の弛みがない時は、理想体重から-2〜+4の間となる。
バイオリズム
競走馬の調子は好調→普通→不調→普通→好調→普通→不調…というように、順番に変化していく。
この変化の周期には、気性が関係している。
HH…1週ごとに変化する
H…2週ごとに変化する
M…3週ごとに変化する
C…6週ごとに変化する
CC…好調9週、普通6週、不調3週の変則パターンとなる
疲労・馬体重編
馬体重の増加量と成長期
成長期の馬は週に6kg馬体重が増加し、ピークを過ぎた馬は4kgしか増加しなくなる。
ピークを過ぎた馬は体力が119以下になると馬体重の増加量が2kgマイナスされ、79以下になるとさらに2kgマイナスされて馬体重が増加しなくなる。
成長期の馬は体力79以下になると同じように増加量がマイナス2kgされ、39以下になると4kgマイナスされて増加しなくなる。
こうなるとどうしようもないので、放牧に出すなどして休ませるようにしよう。
下の表は成長型による増加馬体重の推移。
時期 |
ウルトラ早熟 |
超早熟 |
早熟 |
やや早熟 |
普通 |
やや晩成 |
晩成 |
超晩成 |
ウルトラ晩成 |
3歳1月 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
+6 |
3歳7月 |
4歳1月 |
+4 |
4歳7月 |
+4 |
5歳1月 |
+4 |
5歳7月 |
+4 |
6歳1月 |
+4 |
6歳7月 |
+4 |
7歳1月 |
+4 |
7歳7月 |
8歳1月 |
+4 |
8歳7月 |
+4 |
斤量
無印版とは違い、斤量は疲労には影響しない。攻略本には斤量による具体的な疲労度が載っているが、これは間違いである。
ただし馬体重には影響していて、斤量59kg以下なら増減なし、60kg以上なら-4kgとなる。
連闘
連闘すると、騎手への追い方指示とは別に疲労が50溜まる。「勝負」指示をしていたりすると一気に疲労度+90と凄まじいことになるので、なるべく連闘は避けたいところだ。
しかし連闘馬(特殊能力27)だけは連闘で疲労が溜まることはない。3連闘だろうが4連闘だろうが、騎手への追い方指示による疲労だけとなる。
騎手編
初期能力
ベテラン騎手の初期能力は、おがたがS値448、距離適性値225、ダート値112で、なつむらがS値312、距離適性値225、ダート値312である。
得意距離は初期状態でおがたが中距離、なつむらが長距離となっているが、ゲーム開始時の設定で違う距離に変更するとその距離の値が225になった状態で始まる。
万能に設定すると、短〜長全ての距離の値が75でスタートとなる。
育成
騎手はベテランよりも新人を育てた方が良い。これは新人はベテランに比べ、圧倒的に成長が早いため。
楽勝なレースには新人を使い、それ以外はベテランを使うのが賢いやり方である。
騎手のパラメータ
パラメータ |
影響するレース |
S |
全てのレースに影響 |
短 |
1000〜1700mのレースに影響 |
中 |
1800〜2200mのレースに影響 |
長 |
2300〜3600mのレースに影響 |
D |
ダートのレースに影響 |
パラメータのアップ条件
アップ条件を満たした場合、ベテランは10ポイント、新人は15ポイント能力が上がる。
無印版では一般レースでベテラン2、新人7、重賞でベテラン10、新人15だったが、今作では新馬や500万などの一般レースも重賞と同じ上がり幅になった。
9大レースの場合はここから8プラスされ、アップ量はベテラン18ポイント、新人23ポイントとなる。
そしてS値だけはどんなレースであろうと、アップ量はベテラン2ポイント、新人7ポイントで固定されている。
ちなみにS値とD値は896、短〜長の値は448が最大値である。
パラメータ |
アップ条件 |
S |
条件に関係なくレースに出るだけで必ず上がる |
短 |
1000〜1700mのレースで勝つ |
中 |
1800〜2200mのレースで勝つ |
長 |
2300〜3600mのレースで勝つ |
D |
ダートのレースで勝つ |
追い方
下の表は騎手に指示する追い方によるレースでの能力アップと疲労。
今作では調教か、この騎手への指示によってのものでしか疲労が溜まらない仕組みになっているが、
タフネス馬(特殊能力15)はこの騎手への指示での疲労が溜まることはないので、全てのレースで「勝負」指示ができる。
ただし、馬体重の減少が大きいのが難点ではあるが。
追い方 |
能力アップ |
疲労 |
馬体重 |
勝負 |
+1.2 |
+40 |
-6 |
お任せ |
+1.1 |
+20 |
-2 |
調整 |
+1.05 |
+30 |
±0 |
一叩き |
+1.05 |
+10 |
-4 |
流し |
+1 |
+10 |
±0 |
脚質
競走馬の得意な脚質は産まれた時に決定(市場で買える地方馬と2歳馬は買った瞬間に決定)され、レースでその脚質を指示した場合に能力が補強される。
ただし逃げ馬に追い込みなど正反対の脚質を指示した場合は、逆に能力がマイナスされる。
下の表は脚質による能力変化。
種類 |
効果 |
得意脚質 |
競走馬の得意な脚質を指示すると能力がかなり補強される。
ただし正反対の脚質を指示すると能力ダウンする。お任せでは影響しない。 |
騎手の得意戦法 |
騎手の得意戦法を指示した場合にのみ、馬の能力を多少アップさせる。
それ以外の指示やお任せでは影響しない。 |
他馬との兼ね合い |
指示した戦法と同型の馬が多いと能力ダウン。
逆に同型馬が少ないと能力アップする。お任せでは影響しない。 |
レース後のコメント
レースで負けると騎手が敗因を教えてくれるが、このコメントは全部で4種類あり、S値が高いほど多くのコメントをしてくれる。
全部聞き出すためにはS値が最大値である896まで到達していなくてはならない。
下の表はコメントとその意味。
コメント種類 |
必要S値 |
コメント内容 |
コメントの意味 |
馬体重 |
64以上 |
かなり重めだったようです。 |
理想体重を10kg以上オーバーしていた |
絞り切れてなかったようです。 |
理想体重より2〜8kg重かった |
体重はピッタリでした。 |
体重は理想的な状態だった |
少し絞りすぎでしたね。 |
理想体重を2〜8kg下回っていた |
かなり絞りすぎでしたね。 |
理想体重を10kg以上、下回っていた |
能力 |
256以上 |
かなり楽な相手のはずでしたが・・・ |
出走馬中で能力が抜けていた |
ソコソコいけるはずでしたが・・・ |
他の馬よりも格上だった |
かちまけのはずでしたが・・・ |
能力的には拮抗していた |
このメンバーではきつすぎました・・・ |
ほとんど無謀な挑戦だった |
成長 |
512以上 |
もう成長の限界のようです。 |
ピークを過ぎて衰えつつある |
成長が感じられませんでした。 |
ピークを迎えて減退期が訪れつつある |
成長はこれからでしょう。 |
まだ成長期に入っていない |
まだまだ成長は期待できますよ。 |
現在が成長期の真っ盛り |
得意脚質 |
896 |
この馬は逃げがむいているようです。 |
逃げが得意脚質 |
この馬早めにいったほうがよいですね。 |
先行が得意脚質 |
この馬は馬群に入れたほうがよいですね。 |
差しが得意脚質 |
この馬は後ろからいった方がよいですね。 |
追い込みが得意脚質 |
この馬はどんな展開にも対処できます。 |
自在が得意脚質 |
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