調教編

入厩時の能力

入厩時はスピード、スタミナ、SP、ML、MD、CL、STの数値が0になっています。
調教によって上げられるのはこの7つで、これらは素質に関係なくどの馬も最大値は255です。
しかし当然のことながら、スピード200の馬とスピード10の馬をお互い調教で255まで上げても前者の方が断然強いです。
後者は1勝するのも難しいと思われます。
これが素質と調教によって上げられる能力の決定的な違いです。素質のない馬はいくら調教をしようと強くなることは決してありません。

そしてこの調教によって上げられる能力ですが、2歳馬トレセンが完成済みで、なおかつ国内の自牧場で生産した馬だと、
スピードとスタミナは128、SP〜STは素質と同数値の状態で入厩してくることになります。これはかなり大きいのではないでしょうか。
ただし上記の条件を満たしている場合でも、海外に輸出してそこで入厩させたり、
1度海外に輸出して再び国内に戻した場合は数値が0に戻ってしまうので注意が必要です。

しかしこの調教によって上げられる能力ですが、実際にはかなり微妙なモノといえるでしょう。
実体験ですが、入厩してから1度も調教しなかった成長型普通の牝馬が、新馬、500万、ファンタジーSと3連勝したことがあります。
阪神3歳牝馬Sは5着でしたが、次のフェアリーSではまたも勝利。
調教を1度もしていないので能力は上げていませんし、体重も全く絞れていないのに、ここまで走れるのです。
この結果だけを見ると、調教というのはそれほど重要ではないのかもしれませんね。
素質のある馬ならば、馬体重と調子を整える程度でもかなりの成績が残せるのではないでしょうか。

最後に1つだけ注意しておきたいことがあるのですが、根性・気性・レベルの3つは入厩時にランダムで1上下することがあります。
これだけならそれほど影響がないような気もしますが、根性・気性が255の場合は大問題に発展します。
何故ならば、この状態で+1の効果が出てしまうとオーバーフローして0に戻ってしまうからです。
ちなみに逆パターンになることはありません(0の状態で−1が発動しても0のまま)。

調教の効果

調教による能力アップや疲労度などは下の通り。助手によって調教の効果が変わるということはありません。
ただ1週間に2回以上調教すると、やった回数の分だけ疲労度が倍増していくので注意が必要です。
例えばウッドチップ強めを1週間に3回やったと仮定すると、
1回目は疲労度+3、2回目は+6、3回目は+9で合計18も疲労度がプラスされることになります。
疲労度が無駄に高くなるだけで調教の効果が2倍、3倍になるわけではないので、できるだけ調教は1週間に1回までにしておきましょう。

種類 頭数 強さ スピード スタミナ SP ML MD CL ST 疲労 馬体重
単走 軽め +1 ±0 +1 +1 +1 +1 ±0 +3 -6
強め +3 +1 +2 +2 +2 +2 ±0 +6 -8
一杯 +7 +3 +4 +4 +4 +4 ±0 +9 -12
併せ馬 軽め +1 ±0 +2 +2 +2 +1 +1 +4 -6
強め +4 +2 +5 +4 +4 +2 +2 +8 -10
一杯 +9 +4 +12 +8 +8 +4 +4 +12 -14
ダート 単走 軽め ±0 +1 ±0 ±0 +2 +2 +2 +2 -6
強め +1 +2 ±0 ±0 +4 +4 +4 +5 -8
一杯 +3 +6 ±0 ±0 +8 +8 +8 +7 -10
併せ馬 軽め ±0 +1 ±0 +1 +1 +3 +3 +3 -6
強め +2 +3 ±0 +2 +2 +6 +6 +7 -10
一杯 +4 +8 ±0 +4 +4 +12 +12 +10 -14
ウッドチップ 軽め ±0 +1 ±0 +1 +1 +1 +1 +1 -4
強め +1 +3 ±0 +2 +2 +2 +2 +3 -6
一杯 +3 +8 ±0 +4 +4 +4 +4 +4 -8
坂路 軽め +2 ±0 +4 +3 +2 ±0 ±0 +4 -6
強め +2 ±0 +4 +3 +2 ±0 ±0 +4 -6
一杯 +2 ±0 +4 +3 +2 ±0 ±0 +4 -6
プール ±0 +5 ±0 ±0 ±0 +4 +8 +3 -6

調教によって上げられる能力

調教によって上げられる能力の最大値が255だというのはすでに説明しましたが、これは上がるだけではありません。
毎週1ずつ下がっていってしまいます。
そのため、常に完璧な状態で出走したいのならばレースのある週にしっかり調教をしなければなりません。
前週に一杯で追うのはあまり得策ではないと言えるでしょう。

疲労

競走馬の疲労は毎週回復しますが、その週に1回も調教をしないで翌週へ進めると6回復し、1回でも調教をしていると回復量が4に落ちます。

放牧

疲労が溜まってきたり、目標のレースまで余裕がある時は放牧に出すのが普通でしょう。
厩舎にいる時は毎週能力が1ずつ下がっていきますが、放牧中はこれが2倍になって毎週2ずつ(スタミナだけは1のまま)になります。
4週で戻した場合は合計で8しか減っていないことになるので、芝とダートでそれぞれ1回ずつ併せ一杯をすれば簡単に取り戻せます。

放牧中に回復する疲労度ですが、自厩舎に入厩させた場合は毎週32ずつ回復するのに対し、
預託厩舎(国内外両方)だと毎週20しか回復しません。
これは自厩舎だと自牧場の競走馬牧場に放牧するのに対し、預託厩舎だとどこか違う場所へ放牧しているからです。
放牧に出すと4週で再入厩できるようになりますが、この時点で最大値まで回復できなかった場合は入厩OKになるまで1週延びて5週になります。

助手

助手というのは調教の手助けをするだけでなく、中には目に見えないところで特別な能力を発揮している者がいます。
特に獲得賞金によるエンディングを見た後に登場する「あきこ」は凄腕で、
彼女が担当した馬は根性と気性がどんどん上がっていくため、繁殖入り後も大いに期待できます。

みさと…毎週低確率で担当している馬の気性が1上下する。
えみ…毎週低確率で担当馬の勝負根性が1ダウンする。さらに馬の疲労が他5人の助手よりも4多く回復されることがある。
たけし…牝馬を担当している場合のみ、毎週低確率で根性と気性が同時に1アップ&疲労が4多く回復される。
あきこ…毎週1/5程の確率で担当馬の根性か気性が1アップする。大体は片一方のみだが、運が良ければ両方同時に上がることもある。


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