ニックス

ニックスとは

特定の系統同士を組み合わせることにより、特別な効果を発揮する配合を「ニックス」と呼びます。
その効果は様々なものがありますが、必ずしも効果が出るわけではありません。
ほぼ1/2の確率で効果が発揮されるものがあれば、1/10程度の確率でしか効果が出ないものもあります。

ニックスになる組み合わせは全部で225種類もあり、各組み合わせごとに4種類の効果が設定されていて、
運が良ければ4種類同時に効果が出ることもあります。
基本的には能力を底上げするものばかりですが、中には能力を下げる等デメリットがあるものもあるので注意しなくてはいけません。
ちなみにニックスの効果がどれぐらい出るかは、成長型などの一部ニックスは除いて「元値」によって決まります。

元値

サラブリ3では種付け時にまず受胎判定が行われ、ここで受胎すると次に産駒能力が決定されます。
この時決定された能力が「元値」です。ニックスの判定はこの後で、効果が出た場合は元値を基準に計算が行われます。

ニックス効果

下にニックスの効果と元値を基準にした計算式を載せておきます。
1つ計算式の例を挙げておくと、スピード元値167の馬に「スピードアップ(効果大)」のニックス効果が出た場合、
167+(167÷3.31)=217となるので、産まれてくる幼駒のスピード値は217ということになります。

なお小数点以下の値は切り捨てとなります。

効果 計算式
スピードアップ(効果大) 元値+(元値÷3.31)
スピードアップ(効果小) 元値+(元値÷10.2)
スタミナアップ(効果大) 元値+(元値÷3.31)
スタミナアップ(効果小) 元値+(元値÷10.2)
根性アップ(効果大) 元値+(元値÷3.31)
根性アップ(効果小) 元値+(元値÷10.2)
根性ダウン 元値−(元値÷3.31)
気性アップ 元値+(元値−1÷2)
気性ダウン 元値−(元値÷2)
ダート適性アップ 元値+(元値÷5)
ダート適性ダウン 元値×0.8
重馬場適性アップ 元値+(元値÷5)
重馬場適性ダウン 元値−(元値÷4.75)
SP・ML適性アップ SP=元値+(元値÷4)
ML=元値+(元値÷8)
SP・ML適性ダウン SP=元値×0.8
ML=元値−(元値÷9.83+1)
ML適性アップ 元値+(元値÷5)
MD適性アップ 元値+(元値÷5)
CL適性アップ 元値+(元値÷5)
CL・ST適性アップ CL=元値+(元値÷10.2)
ST=元値+(元値÷5)
CL・ST適性ダウン CL=元値−(元値÷9.83+1)
ST=元値−(元値÷5+1)
SP・ML・MD適性アップ SP=元値+(元値÷10.2)
ML=元値+(元値÷10.2)
MD=元値+(元値÷10.2)
MD・CL・ST適性アップ MD=元値+(元値÷10.2)
CL=元値+(元値÷10.2)
ST=元値+(元値÷10.2)
スピードorスタミナアップ

スピード=元値+(元値÷3.31)

スタミナ=元値+(元値÷3.31)

SP・ML適性orCL・ST適性アップ

SP=元値+(元値÷4)
ML=元値+(元値÷8)

CL=元値+(元値÷10.2)
ST=元値+(元値÷5)

成長型がスーパー早熟になる  
成長型がウルトラスーパーになる  
成長型がやや早熟になる  
やや低確率でレベルアップ  
低確率でレベルアップ  

系統

ニックスデータに全種類のニックスとその効果を載せてありますが、
一部の系統(ノーザンダンサーやトウルビヨン等)は複数に分類しています。
これは実際の表示が同じでも、内部では別系統として分けられているためです。

具体的には下のように分類されています。

ゲインズボローA→非ファイントップ系
ゲインズボローB→ファイントップ系
トウルビヨンA→非リュティエ系
トウルビヨンB→リュティエ系
ノーザンダンサーA→ニジンスキー・サドラーズウェルズ(デフォルト繁殖牝馬)系
ノーザンダンサーB→ノーザンテースト系
ノーザンダンサーC→ストームバード・リファール・サドラーズウェルズ(デフォルト種牡馬)系
ノーザンダンサーD→ダンツィヒ・ヌレイエフ系
ノーザンダンサーE→上記以外のノーザンダンサー系
レイズアネイティヴA→ミスタープロスペクター系
レイズアネイティヴB→非ミスタープロスペクター系

サドラーズウェルズ系だけは特殊で、オペラハウスやカーネギーなど種牡馬の方はC系ですが、
カルーアミルクやピークプリンセスなど繁殖牝馬はA系となっています。
系統は父方のものを受け継ぐので、サドラーズウェルズ系種牡馬を種付けして産まれた牝馬はC系となります。
ちなみにゲインズボローB系の種牡馬は国内外あわせてもサッカーボーイただ1頭しかおらず、ある意味ドミノ系より希少と言える存在です。

なおニックスデータはcsv形式にしてあるので、csvに対応している表計算ソフトなどを使うと見易いと思われます。


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